コンクリート一体型のメリットとは?
建設の現場では、さまざまな工法を用いて床が作られています。
「コンクリート一体型」も、その1つです。
今回は、コンクリート一体型にはどのようなメリットがあるのか、詳しく解説いたします。
▼コンクリート一体型のメリットとは?
■硬い床を形成できる
コンクリート一体型とは「床を形成するための工法」のことです。
コンクリートを打設する際、塗床材も同時に施工を行います。
同時に施工を行うことで、コンクリートと塗床材しっかり一体化するのが特徴です。
材料とコンクリートを同時に硬化させることで、丈夫な床を形成できるのがメリットです。
■塗膜が剥がれない
水に弱い性質を持つコンクリートを、劣化から守るために施すのが塗膜工事です。
先にコンクリートの床を仕上げた場合、後で塗料を塗って塗膜を形成します。
しかし、年月の経過とともに塗膜が劣化し、剥がれが生じるのは避けられません。
コンクリート一体型は、コンクリートに防水効果を持つ材料が溶け込んでいます。
したがって、 塗膜の剥がれが生じないのがメリットです。
■施工費を抑えられる
コンクリート一体型は、施工費を抑えられるのもメリットです。
通常はコンクリートを硬化させてから、塗膜の作業を行います。
しかし、コンクリート一体型は2つの作業を同時に行えるため、通常のコンクリート施工と比較して費用を抑えられるのです。
施工費用を抑えて塗膜の剥がれを防げる、一石二鳥の工法と言えます。
▼まとめ
コンクリート一体型とは、床を形成するための工法です。
硬い床に仕上がる・塗膜が剥がれない・施工費を抑えられるといったメリットがあります。
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