防滑工法の種類について
防滑工法とは、道路や鉄道の路面に滑り止めの材料を敷くことで、車両や歩行者の安全性を高める工法です。
主に3種類あり、目的や環境に応じて適切な施工を行う必要があります。
そこで今回は、防滑工法の種類と特徴について解説します。
▼防滑工法の種類
■ニート工法
砂利敷き工法とは、床面に砂利や砕石などの粗い骨材を敷き詰める工法です。
主に、屋外の歩道や駐車場などに適しています。
施工が簡単で安価であることや、水はけが良いことがメリットです。
一方、骨材が移動したり散乱したりする可能性があり、表面が凸凹で歩きにくいなどのデメリットもあります。
■ミキシング工法
樹脂塗布工法とは、床面に特殊な樹脂を塗布する工法です。
主に、室内の床や階段などに適しています。
耐摩耗性や耐汚染性が高く、色や模様を自由に選べるのがメリットです。
一方、樹脂の種類や品質によって防滑効果や耐久性が異なる、塗布時に臭いが発生する可能性があるなどのデメリットもあります。
■既混合塗料による工法
すでに滑り止め効果のある骨材が混入されている塗床材を使用した工法です。
ニート工法やミキシング工法のように、後から骨材を計量する必要がありません。
そのため、施工が容易で工期も短く済みます。
▼まとめ
防滑工法には、主にニート工法・ミキシング工法・既混合塗料による工法の3種類があります。
それぞれ特徴やメリット・デメリットがあるため、床面の状況や目的に応じて最適な防滑工法を選択することが重要です。
当社では豊富な種類の塗床・塗膜防水工事を行っており、現在現場監督を募集しております。
キャリアアップを目指したい方は、ぜひご連絡ください。
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