飲食店の床に適した素材とは?
飲食店の床は、店舗の雰囲気に合ったものを選ぶことが大切ですが、安全性やメンテナンスのしやすさも重要です。
では、どのようなことに注目して床材を選ぶべきなのでしょうか?
この記事では、飲食店の床に適した素材についてご紹介します。
▼ホールの床
■磁器タイル・クッションフロア
飲食店では水や飲み物をこぼすことがあるため、床が腐食したりカビが発生したりする原因になります。
磁器タイルは耐水性が高く吸水性がほぼないので、水をこぼしても染み込みません。
またクッションフロアは、水だけでなく摩擦にも強い人気の素材です。
■フロアタイル・長尺シート
飲食店の床は、お客様や従業員など複数の人が使用するため、傷つきにくく摩擦に強い床が理想です。
フロアタイル・長尺シートは耐久性が高いため、多くの飲食店の床に使用されています。
■モルタル・セラミックタイル
お客様が意図せず、タバコの灰を落としてしまうことも考えられます。
耐熱性の高いモルタルやセラミックタイルであれば、火が燃え広がるのを防ぐので安心です。
▼厨房の床
厨房は汚れやすく滑りやすいので、掃除のしやすさ・清潔に保てるかを考えておくことが大切です。
また厨房の床には不浸透性の素材を施工するよう、食品衛生法で定められています。
各都道府県で定められている食品衛生法施行条例にも従う必要があるため、床材の選び方には注意しましょう。
代表的な素材は、以下の通りです。
・磁器質タイル…非常に硬く水を吸わないという特長があり、滑りにくいため転倒によるけがを軽減できる
・塩ビタイル…耐久性が高く燃えにくいため、火を使う厨房に適している
▼まとめ
飲食店において、ホールの床では耐水性・耐久性・耐熱性の高い素材が適しています。
また厨房の床では不浸透性の素材を施工する必要があり、すべりにくく耐久性の高い素材が適しています。
メンテナンスのしやすい素材を選ぶことで、清潔で安全な店舗づくりが叶うでしょう。
さいたま市にある『株式会社竹田技研』では、多様なニーズに応えられる現場監督の募集も行っております。
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