工場の塗床に適した歩きやすい素材は?
下地のコンクリートを保護して、美しく仕上げるために行われるのが「塗床」です。
しかしどのような素材を使用すると、歩きやすくなるのでしょうか?
そこで今回は、工場における歩きやすい塗床の素材について解説していきます。
▼工場の塗床に適した素材は?
水性硬質ウレタン樹脂は、滑りにくいので安全な素材と言えるでしょう。
水や洗剤を使用することが多い、食品工場に最適です。
また、熱・油・薬品などにも強い特徴があります。
その他の素材と比較して短時間で施工が完了するので、工場を稼働させながらの施工にピッタリです。
▼滑りやすいエポキシ樹脂の塗床への対策
エポキシ樹脂の塗床は、水や砂によって滑りやすくなってしまいます。
そこで次のような工程で対策を行うと、滑りにくくできるでしょう。
①表面を研磨する
塗床の表面をポリッシャーまたは研磨機で研磨すると、表面に細かい傷が付きプライマーが付着しやすくなります。
②プライマーを塗る
プライマーを塗ると、滑り止め骨材の密着性が高まります。
➂滑り止め骨材を散布する
エポキシ樹脂が硬化する前に、滑り止め骨材を散布し硬化させます。
その後、同じ素材で上塗りを行って仕上げます。
▼まとめ
水性硬質ウレタン樹脂は滑りにくく、施工もスピーディーに行えるので、塗床におすすめです。
滑りやすいエポキシ樹脂の塗床には、滑り止め対策を行うことにより歩きやすい床になるでしょう。
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