防水工事を行う最適な頻度は?
「防水工事はどれくらいの頻度でやればいいのか」「いつ頃やればいいのか」と、お悩みではないでしょうか。
防水メンテナンスを怠ると、雨漏りの原因につながります。
このように、建物の安全を考えるうえで重要な要素の1つが防水です。
今回は、防水工事の頻度と必要性について紹介します。
▼防水工事の頻度
防水工事の頻度は工事の種類や耐用年数によって異なりますが、一般的には約10〜15年ごとに行います。
防水工事の種類による耐用年数は下記の通りです。
・FRP防水…約10~15年
・ウレタン防水…約10~13年
・シート防水…約12~15年
・アスファルト防水…約12~20年
▼防水工事のタイミング
防水工事は、建物を維持していくために重要な工事です。
以下のような症状がある場合は、早めに防水工事を行いましょう。
■ひび割れ
壁や屋根が紫外線や雨風によって劣化し、ひび割れを起こすことがあります。
ひび割れを放置していると防水層の劣化につながり、雨漏りの原因になるので注意しましょう。
■色あせ
経年劣化や紫外線によって塗装面が焼け、新築時より色あせてきます。
この状態になると塗装による防水効果が薄れ、ひび割れ・劣化が徐々に進むため、早めのメンテナンスが必要です。
■防水層の剥がれ
防水層の劣化により、塗装の密着力が低下して表面が剥がれてしまいます。
剥がれた部分から水が浸入すると、建物の内部まで浸水してしまう恐れがあるため注意しましょう。
■防水層の膨れ
防水層の下に空気が入ることで密着力の低下につながり、膨れの発生・防水層の破断・剥がれが発生する場合があります。
これらの症状を放置していると建物の寿命が短くなり、工事の費用も高くなるので注意です。
▼まとめ
防水工事の頻度は、一般的に約10〜15年周期とされていますが、工事の種類によって異なります。
劣化症状を放置していると建物の寿命が縮まり工事費用も高くなってしまうため、早めのメンテナンスが重要です。
『株式会社竹田技研』では現場監督の求人を行っていますので、防水工事や塗床工事に興味のある方はぜひお問い合わせください。
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