塗床における薄膜と厚膜の違い
塗床とは、建築物の床面に塗布する仕上げ材のことです。
主に薄膜と厚膜の2種類がありますが、それぞれどのような特徴やメリットがあるのでしょうか。
今回は、塗床における薄膜と厚膜の違いについて解説します。
▼薄膜塗床と厚膜塗床の違い
■薄膜塗床とは
薄膜塗床とは、床面に0.5mm以下の厚さで塗布する塗料のことです。
床面の凹凸や色を、そのまま残すことができるのが特徴です。
また乾燥時間が短く、施工が容易であるという利点があります。
一方、耐摩耗性や耐衝撃性が低く、傷や汚れに弱いのが欠点です。
薄膜塗床は住宅やオフィスなど、比較的負荷の少ない場所に適しています。
■厚膜塗床とは
厚膜塗床とは、床面に1mm以上の厚さで塗布する塗料のことです。
床面に新たな層を形成することで、凹凸や色を変えられるのが特徴です。
また耐摩耗性や耐衝撃性が高く、傷や汚れに強いという利点があります。
一方乾燥時間が長く、施工が難しいのが欠点です。
厚膜塗床は、工場や倉庫などの高い負荷に耐える必要がある場所に適しています。
▼まとめ
薄膜塗床とは、床面に0.5mm以下の厚さで塗布する塗料のことです。
一方、厚膜塗床は床面に1mm以上の厚さで塗布する塗料を指します。
塗床の種類によって特徴・メリット・適している場所などが異なるため、用途や予算に応じて選択しましょう。
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