塗床材の種類について

query_builder 2024/09/01
コラム
49

塗床材は種類によって、特徴や性能などが異なります。
そのため、目的や環境に合ったものを選ばなければなりません。
そこで今回は、塗床材の種類と特徴について解説します。
▼塗床材の種類
■アクリル樹脂系
水性塗料で乾燥時間が短く施工が容易であり、色や光沢が豊富でデザイン性に優れています。
しかし耐摩耗性や耐薬品性は低く、高温や紫外線に弱いです。
■硬質ウレタン樹脂系
溶剤性の塗料で、硬化後は非常に硬く耐摩耗性や耐衝撃性に優れています。
また、耐熱性や耐候性も高く、屋外での使用にも適しています。
■エポキシ樹脂系
硬化後は、強固で平滑な表面を形成できます。
しかし耐熱性や耐候性は低く、紫外線による劣化が起こりやすいです。
■シリコン樹脂系
溶剤性の塗料で、硬化後はゴム状の表面を形成します。
耐熱性や耐候性に優れ、紫外線による劣化も少なく、防水や防錆にも効果的です。
■その他の種類
・ポリアミド樹脂系…溶剤性の塗料で、硬化後は平滑な表面を形成する
・ポリエステル樹脂系…硬化後は非常に硬く、防水や防錆の効果がある
・ポリウレタン樹脂系…硬化後は柔軟で弾力的な表面を形成でき、温度変化やひび割れにも強い
▼まとめ
塗床材には、アクリル樹脂系・硬質ウレタン樹脂系・エポキシ樹脂系・シリコン樹脂系などの種類があります。
それぞれ特徴や性能が異なるため、適切な塗床材を選びましょう。
当社では塗床工事の現場監督を募集しておりますので、興味のある方はぜひご連絡ください。

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